五線譜では、ウクレレのどの部分を押さえるかまでは印されてない為、余程手慣れた人でない限り、なかなか解読に手間がかかってしまいます。
それに比べてタブ譜はどの弦の何フレットを押さえれば良いのかが一目で分かるようにデザインされているので、とても便利です。
今回はそのタブ譜の基本的な読み方を解説します。
タブ譜は五線譜のように5本の線ではなく、4本の線で描かれてます。
この4本の線がウクレレの各弦を表します。
つまり、一番上の線から1弦、2弦 、3弦、4弦です。
ちなみに1弦はウクレレを構えた時に一番下にくる弦で、4弦は一番上にくる弦です。
そして、それぞれの線に書きこまれた数字が押さえるべきフレットを表してます。
上の譜例の場合、最初の音は上から2番目の線に7と印されているので、2弦の7フレットを押さえて弾く事を表します。
音符や休符は基本的に五線譜と同じです。
譜例を見てみましょう。
2弦の7フレット(以下f)、1弦の5f、1弦の10f、2弦の5fを八分音符で弾きます。
次の音は数字が丸で囲んであります。
この記号は二分音符を表し、前の音とスラーで繋がれています。
なので2弦の5fの音は二拍と半拍伸ばしましょう。
以上が基本的な読み方になりますが、その他にフィンガーテクニック等を表す記号があるので、代表的なものだけ下に記しておきます。
1、ハンマリング・オン 「H」
右手で弦を弾いた後に、左手の指で弦を叩くようにして音をだすテクニック。
2、プリング・オフ 「P」
右手で弦を弾いた後に、左手の指で押さえていたフレットを引っかくように弾いて音を出すテクニック。
3、スライド 「S」
目的の音まで、弦の上を指を滑らすようにして音程を変化させるテクニック。
4、グリッサンド 「gまたはgliss」
基本的に指を滑らすという点ではスライドと一緒だが、グリッサンドの場合は目的の音が明確でない場合が多い。
スタートの音も決まっている場合と、そうでない場合がある。
5、スタッカート
数字の上の黒い点の事。
音を切るように歯切れ良く演奏する。
6、ビブラート 「vib」
音程を揺らすテクニック。
何種類かの方法がある。
7、チョーキング・チョークダウン
〇チョーキング 「Cまたはcho」
左手で弦を押し上げたり、引っ張ったりして音程を変化させるテクニック。
何も指定がない時は全音分音程(2フレット分)を上げる。
〇チョークダウン 「DまたはC.D」
チョーキングした状態から元に戻す。
〇ハーフ・チョーキング 「H.CまたはH.cho」
半音(1フレット分)分チョーキングするテクニック。
〇ハーフ・チョークダウン 「H.DまたはH.C.D」
ハーフ・チョーキングされた音を元に戻すという意味。
〇クオーター・チョーキング「Q.CまたはQ.cho」
4分の1音のチョーキングを意味するが、実際には4分の1音に満たないくらいの変化で、ブルージーな効果を得る場合が多い。
8、ブラッシング 「X」
右手や左手でミュートされた音を弾く奏法の事。
パーカッシブな効果が得られる。
9、ハーモニクス「◇」
ハーモニクスポイントに触れて音を出す奏法。
譜例の場合は、各弦の12フレット上に指を触れ(押さえるのではなく触れる程度)ピッキングする。
すると純音(倍音を含まない正弦波)に近い透明感のある音がでる。
以上、タブ譜は大変便利で、また教材としても色々なところで目にすると思います。
ぜひ読み方をマスターして練習に役立てて下さいね。
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